2009年12月17日
12月16日、中国・広州市(※)の行政機関職員から構成される「自然災害の救助と応急管理」訪日視察団(26名)が当委員会を訪問しました。同視察団は2008年の四川大地震で甚大な被害を出したことに示唆を受け、度々地震等の自然災害に見舞われている日本の防災や応急・復興体制を視察するため訪日。12月一杯をかけて国内の様々な行政機関や防災施設を訪問する予定です。その中で、民間団体である当委員会の講座・登録制度等の災害ボランティア推進活動体制に注目し、今回の訪問となりました。
当委員会の概要説明後の質疑応答では、「社会福祉分野へのSL活動の関わり」や「自治会等の地域組織との関係」、「災害が発生した際の本部とSLの連携」等の具体的な質問が次々と出され、防災やボランティアへの関心の高さが窺えました。また、最後には団長の肖 広英氏から「今まで訪問したなかで一番実りある内容でした」との挨拶もいただきました。
※広州市:広東省に属する中国第三の規模を誇る大都市。香港の北西に位置し、近年では国際都市としての一面も持つ。中国語では「广州」または「廣州」と表記する。
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