青海省地震の発生から1週間が経過した4月21日、中国政府は全国哀悼日として全国民が喪に服した。犠牲者は同日夕方時点で、2,183人に上り、84人がなお行方不明となっている。また、富士山を越える標高での活動とこともあり、救援にあたった人員にも体調を崩す人が多く発生した。
同地震では救助支援の情報がニュースで公開され、延べ1万8千人近くが被災地で支援活動をしている。また、同省西寧市では大学生ボランティア200人が支援活動に派遣された。
アイスランドのエイヤフィヤットラヨークトル火山が4月14日から再び大規模に噴火、火山灰は上空約1万6000mに達し、ヨーロッパで歴史上例を見ない空港閉鎖を引き起こしている。また噴火口を覆う厚さ200mの氷河が急速に溶けだし、現地では洪水の恐れが出でいる。
4月14日、日本時間8時50頃、中国青海省・玉樹チベット族自治州玉樹県付近でM7.1・深さ33kmの地震が発生した。住宅の他、議事堂や職業訓練学校等の公共施設も軒並み倒壊しており、睡眠時間帯に発生したことから大きな被害がでている。また、山岳地帯でもある同県へ続く道路が土砂崩れで寸断している等から救助活動にも支障が出ている状況だ。
14日夕方までに、死者300人、負傷者8,000人に上り、さらに拡大する恐れがある。
2010年4月1日 東京国際フォーラム 上智大学で災害救援ボランティア講座を修了した原田SL(文学部・21年度卒業生)が設立し、納山SL(外国語学部英語学科)が現代表を務める防災ボランティアサークル「SLS@Sophia」が「防災講座及び講習会の開催による参加者の防災意識向上並びに地域社会への貢献」により、上智大学課外活動団体学長奨励賞を受賞しました。表彰式は東京国際フォーラムで入学式と共に行われ、式にはメンバーの鎌田智美SL(文学部国文学科)が出席し、表彰状を受け取りました。このニュースは大学ホームページ、上智大学通信などでも紹介されています。
(写真) 表彰状を受け取る鎌田SL
提供:上智大学
内閣府(防災担当)が防災ボランティア活動について紹介する「防災ボランティア活動を受け入れる~地域の『受援助力』を高めるために」を発刊しました。パンフレットは内閣府「防災ボランティアのページ」に電子データで掲載されています。
http://www.bousai.go.jp/oshirase/h22/100401-1kisya.pdf
(内閣府・報道発表資料)
総務省消防庁による指導者向け防災教育教材「チャレンジ防災48」が防災・危機管理eカレッジホームページ上で公開されました。
http://www.e-college.fdma.go.jp/bosai/index.html
(防災・危機管理eカレッジ「チャレンジ防災48」)
インターネットにアクセスすることで、様々なテキストや映像・写真などを利用することができます。主に小学生~中学生以上を対象としていますが、分かりやすく災害・防災等について理解できるようになっています。