2018年06月28日
当会が協力している日本基幹産業労働組合連合会(以下、基幹労連)主催の「JBUパワーバンク第14期基礎講座」及び「同第4期上級講座」が開催されました。
これは基幹労連が社会貢献活動の一環として設立した災害救援ボランティア組織「JBUパワーバンク」のリーダーを養成する講座で、組合員を対象に開催されています。当会はその第1期より協力をしています。
今期の基礎講座は新潟県、福井県、香川県、鹿児島県の4県で開催されました。新たに「非常時の食事に関する安全衛生」の科目が取り入れられ、災害時の食事情や食中毒等の危険性に関する講義の他、2日目の昼食が非常食の実食体験となりました。また、実技として土のうの作成実習にも力が入れられ、特に香川県会場では地元の町役場のご協力により、1tもの土を使用した実習となりました。
隔年開催の上級講座は、宮城県、兵庫県、香川県の3県で開催されました。講義面では、みえ防災市民会議が公開している「被災疑似体験ワーク(SaTa-Sen)」が導入された他、東日本大震災等で役に立ったと言われている新聞紙でスリッパを作る実技を行いました。また、香川県会場では各地の役員が受講し、今後地元で教育訓練等を行えることに重点を置いたカリキュラムが組まれました。今期により上級講座の修了生は300名を越え、312名となりました。
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