アイスランドのエイヤフィヤットラヨークトル火山が4月14日から再び大規模に噴火、火山灰は上空約1万6000mに達し、ヨーロッパで歴史上例を見ない空港閉鎖を引き起こしている。また噴火口を覆う厚さ200mの氷河が急速に溶けだし、現地では洪水の恐れが出でいる。
4月14日、日本時間8時50頃、中国青海省・玉樹チベット族自治州玉樹県付近でM7.1・深さ33kmの地震が発生した。住宅の他、議事堂や職業訓練学校等の公共施設も軒並み倒壊しており、睡眠時間帯に発生したことから大きな被害がでている。また、山岳地帯でもある同県へ続く道路が土砂崩れで寸断している等から救助活動にも支障が出ている状況だ。
14日夕方までに、死者300人、負傷者8,000人に上り、さらに拡大する恐れがある。
内閣府(防災担当)が防災ボランティア活動について紹介する「防災ボランティア活動を受け入れる~地域の『受援助力』を高めるために」を発刊しました。パンフレットは内閣府「防災ボランティアのページ」に電子データで掲載されています。
http://www.bousai.go.jp/oshirase/h22/100401-1kisya.pdf
(内閣府・報道発表資料)
総務省消防庁による指導者向け防災教育教材「チャレンジ防災48」が防災・危機管理eカレッジホームページ上で公開されました。
http://www.e-college.fdma.go.jp/bosai/index.html
(防災・危機管理eカレッジ「チャレンジ防災48」)
インターネットにアクセスすることで、様々なテキストや映像・写真などを利用することができます。主に小学生~中学生以上を対象としていますが、分かりやすく災害・防災等について理解できるようになっています。
3月12日(金),13日(土),20日(土)の3日間、立教大学ボランティアセンター主催・災害救援ボランティア推進委員会協力の『災害救援ボランティア講座』が開催され、新たに35名(うち大学生25名)のセーフティリーダーが誕生しました。修了生からは「被災したときになど自分を含め身近な費とを少しでも助けたい(20代男性)」「知っているようで知らないことが多い。周りの人にも伝えていきたい(20代男性)」「講座を受けて新聞やニュースで災害についてわかりやすく、興味深く見られるようになった(20代女性)」などの感想が寄せられました。
防災ミニ講座、SL活動紹介等で使用している音声サービスを終了いたします。長い間ご活用いただきありがとうございました。以後は、動画共有サイト等を活用し、より皆さまに分かりやすく情報提供できるようになる予定です。今後とも当会ホームページをご活用くださいますよう、お願い申し上げます。
3月14日の17時8分頃、福島県沖を震源とするM6.7の地震が発生した。福島県楢葉町で震度5弱を観測した他、宮城県や栃木県等で震度4、東京都・神奈川県・山梨県でも震度3を観測し、揺れは近畿東部までの広範囲に及んだ。この地震による被害は15日現在で、1名の負傷者と一部の建物で損壊が発生した他には報告されていない。気象庁は会見で、今後1週間は最大震度4の余震が発生する可能性があるとして注意を呼び掛けている。
なお、13日にも同震源域で地震が発生しているが、関係性は薄いようだ。
3月8日、トルコ東部・エラズー付近で現地時間4時32分(日本時間11時32分頃)、M5.9、震源の深さ10kmの地震が発生した。発表する機関によって差はあるが、40人前後の死者が出ている模様だ。
2月27日にチリ中部を震源としたM8.8の地震被害は、3月に入り被害の全容が明らかになってきた。同国政府の発表によると、2日の時点で確認された死者は796人に達し、特に震源に近いマウレ州、ビオビオ州の被害が深刻となっている。また、中部沿岸地域が約200kmにわたり最大12mもの津波で甚大な被害を受けた。市街地では略奪が横行する等治安が悪化しているため、政府は外出禁止令や軍隊を動員して事態の鎮静化に努めている。
一方、この地震によって太平洋側全域に津波警報・注意報が発令された国内では、津波によってカキ等の養殖業に被害が出た。また、避難者が第一波到達後に帰宅を始め、その後に最大波が観測された事態も明らかとなり、避難の在り方に課題を残す形となった。
気象庁は、2月28日午前9時33分に日本沿岸に大津波・津波警報を発表し、該当する沿岸の住民に避難をよびかけています。3メートルの大津波は東北の三陸沿岸、津波は太平洋沿岸の広範囲の地域です。この津波は昨日に発生したチリ中部巨大地震によるもので、日本では類似の津波で過去に大きな被害を出しています。