お知らせ

平成22年度千代田区防災講演会のお知らせ

千代田区九段会館ホールにて千代田区防災講演会「事業所における防火防災対策と自衛消防活動」が開催されます(講師:會田幸子氏・東京消防庁予防部防火管理課長)。平成21年度の消防法改正を受け、事業所での防火防災対策や自衛消防活動は喫緊の課題となっております。事業所の皆さまや、これから社会に出て行く学生の皆さまはぜひご参加ください。

【日程】平成22年9月10日(金)
【時間】14:00~15:30(13:30 開場)
【会場】九段会館ホール(定員1,000名)
先着順、定員になり次第締切、無料でどなたでも参加できます。
なお、事前申込が必要となりますので、参加をご希望の方は千代田区防災課ホームページよりお申し込みください。
http://www.bousai.city.chiyoda.lg.jp/disaster/files/H22講演会チラシ.pdf

東京臨海広域防災公園ボランティア募集中!

東京臨海広域防災公園では、広い公園で植物のお世話をする(1)ガーデンクラブと、防災学習施設で防災学習のお手伝いを行う(2)そなエリアクラブを募集しています。ガーデンクラブ・そなエリアクラブ両方に登録することもできます。そなエリアクラブは休館日を除き毎日実施しており、毎週土曜日14時から16時に説明会が実施されています。詳しくは東京臨海広域防災公園管理センター(03-3529-2180)までお問い合わせください。お問い合わせの際は「災害救援ボランティア推進委員会のホームページで見た」とお伝えください。

各地で夏季大学講座を開講しています

8月2日~4日にかけて、中央大学多摩キャンパスにて中央大学学生部主催災害救援ボランティア講座が開催され、新たに23名の学生セーフティリーダーが誕生しました。続く8月5日~7日にかけて、工学院大学新宿キャンパスにて、本年度が第1回となる工学院大学主催災害救援ボランティア講座が開催され、新たに42名の学生セーフティリーダーが誕生しました。8月13日~15日には東京第62期一橋大学災害救援ボランティア講座が、8月23日~25日は富山大学災害救援ボランティア講座の開催が予定されており、多数の学生が受講予定となっています。

九州南部、首都圏で豪雨被害が相次ぐ

ここ数日間に九州や首都圏で豪雨被害が相次いでいる。
7月3日、前線の停滞により九州南部を記録的豪雨が襲った。鹿児島・宮崎両県で増水や土砂崩れにより2名が死亡、1名が行方不明となっている。架橋の流失や県道・国道の寸断も相次ぎ、冠水等による農家への被害も大きいものとなっている。
一方、6日には首都圏上空に流れ込んだ寒気によって、夕方から夜にかけて東京23区や埼玉県南部でゲリラ豪雨が発生した。多い地域では1時間の降雨量が50~100ミリに達し、道路の冠水による交通遮断やマンションの孤立が発生し、消防隊が出動する事態となった。また、多摩川では男性が流され行方不明となっている。

東京臨海広域防災公園開園について

7月1日、東京臨海広域防災公園(基幹的広域防災拠点有明の丘地区)が開園します。平時は防災学習の拠点として、災害時は政府のヘッドクオーターとしての機能を持ち合わせた施設です。当会が事務局を務める防災教育チャレンジプランの会場としても利用しており、また展示にはSLSが関わるイザ!カエルキャラバン(NPO法人+arts)も関わっています。夏休みにかけて子供たちの来場が期待されており、防災学習の中心施設として注目されています。
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000013256.pdf
(国土交通省関東地方整備局記者発表資料)

5月27日から警報・注意報の発表が変更

気象庁は平成22年5月27日より警報・注意報の発表を変更する。これまで全国375の区域に細分化し、地域ごとに発表を行っていたが、住民にとって「該当するかしないか」が分かりにくいため【市町村単位で警報・注意法を発表する】ことにした。これにより居住地域での警報・注意法がより分かりやすくなり、気象災害に備えやすくなる。

SLS@Sophia学長奨励賞受賞レポート

「防災講座及び講習会の開催による参加者の防災意識向上 並びに地域社会への貢献」

はじめまして、防災ボランティアサークルSLS.Network@Sophia代表の納山武広です。私たちは2008年11月に、大学の防災向上を学生の立場から進めることを目的に設立された課外活動団体です。
SLS.Network@Sophiaではどのような状況においても学生が自分、そして大切な人を守るために必要な知識を習得、実践することを目的にしています。学んだ知識や技能を駆使して大地震などの有事の際には大学でのボランティア活動に携わることができたらと考えています。災害は突然訪れます。その時、まず自分が助かることで、周りの人を助けることが可能になり、多くの悲しみを減らすことができます。そんなメッセージを伝えていけたらと考えています。
2009年度は、学生が防災について学ぶことができる場を提供するために、防災講習会を毎回テーマを変えながら5回開催しました。たとえば大学で大地震に遭遇したことを想定して、「目黒巻き」というツールを用いて地震が起きた瞬間からの自分の行動を10秒後、1分後、1時間後、1日後と時系列に想像していきました。実際の行動を想像してみることで自分の行動を見直し、普段からの備えを考えるきっかけになりました。講座以外にも、1月に実施された千代田区帰宅困難者避難訓練に学生ボランティアとして参加し、上智大学会場の運営に携わりました。
今回、これまで続けてきた活動に対して学長奨励賞をいただくことができたことは大変うれしく思っています。今後の活動への励みにしていきたいと思います。防災に取り組むというのは堅苦しいイメージを持ってしまうかもしれませんが、実はもっと身近なものだと感じていただけたら幸いです。
SLS.Network@Sophiaは創設されて間もない課外活動団体です。今後は活動の幅を広げ、より多くの学生に興味を持ってもらい、活動に参加してもらえるようにしていきたいと考えています。さらなる飛躍を遂げる2010年にしていきます。

(上智大学ホームページより)http://sophia100.jp/10_seika/02-22.html

青海省地震、発生から1週間が経過 (第3報)

青海省地震の発生から1週間が経過した4月21日、中国政府は全国哀悼日として全国民が喪に服した。犠牲者は同日夕方時点で、2,183人に上り、84人がなお行方不明となっている。また、富士山を越える標高での活動とこともあり、救援にあたった人員にも体調を崩す人が多く発生した。
同地震では救助支援の情報がニュースで公開され、延べ1万8千人近くが被災地で支援活動をしている。また、同省西寧市では大学生ボランティア200人が支援活動に派遣された。

アイスランドで火山が再噴火、空港閉鎖相次ぐ

アイスランドのエイヤフィヤットラヨークトル火山が4月14日から再び大規模に噴火、火山灰は上空約1万6000mに達し、ヨーロッパで歴史上例を見ない空港閉鎖を引き起こしている。また噴火口を覆う厚さ200mの氷河が急速に溶けだし、現地では洪水の恐れが出でいる。

中国青海省で強い地震、死傷者多数

4月14日、日本時間8時50頃、中国青海省・玉樹チベット族自治州玉樹県付近でM7.1・深さ33kmの地震が発生した。住宅の他、議事堂や職業訓練学校等の公共施設も軒並み倒壊しており、睡眠時間帯に発生したことから大きな被害がでている。また、山岳地帯でもある同県へ続く道路が土砂崩れで寸断している等から救助活動にも支障が出ている状況だ。
14日夕方までに、死者300人、負傷者8,000人に上り、さらに拡大する恐れがある。